こんにちは、豪傑夫婦の攻撃担当まつです。
PBRについて、まつが四季報で読む中で考えていることを書いていきます。また、日経平均のPBRと株価の関係についても触れ、今後の日経の推移のヒントをお伝えします!
まつの中でPBRは守りの目安です。つまり、株価の下限を見ることができます。対して、PERはこれからの伸びに関係する割安度を判定することができる指標です。
※関連:PERを株式投資に活かす!!~PER100倍ってどういう意味?~
ブログを更新しました!
PERとPEGレシオを使い、割安銘柄を探す方法、また、手を出すとヤケドをする高PER銘柄のリスクについて感覚的に説明しています。
是非、読んでみてください!https://t.co/wVgGM9xZST
— 豪傑夫婦まつ&くろ@年100万貯金に挑戦中!! (@k7g6taWeRtvEOOF) November 22, 2019
■PBRの意味とは?
例によってPBRがなんの頭文字なのかは知りません。意味としては、
「時価総額を会社の価格(資産価値)で割ったもの」
です。
つまり、PBR1倍なら会社の価値と時価総額が同じということになり、その瞬間に会社を売れば、時価総額分のお金が回収できることを意味します。
このような定義からPBR1倍は強力な下値抵抗線になります。
中々PBR1倍を割り込まないということです。
逆に1を割っている場合は、相当株価が下がってきているなとみることができます。
■PBRの使い方
PBRが1倍に近い場合、下値は限定的になるだろうと見ることができます。
成長性があり、PERが低く、PBRも1倍付近であれば、今買えば株価は上がるし、何か問題が発生して下がっても、下落幅はたかが知れていると判断できます。
PBRが3倍の場合は、株価はPBR的な下値ラインは存在しません。ですが、成長性とPREから伸びしろが分かれば買い向かうことはできます。
つまり、PBRが低くなければならないわけではなく、PBRが1倍付近なら、より下落が少ないだろうから安心だと言った気持ちで株を買っています。
※PERが高い場合は買わないと比べると緩い条件だと思います。
その意味では重要度は成長性やPER>PBRと言えます。
■日経平均株価とPBR
個別株ではなく、日経全体でのPBRの話ですが、こちらはしっかりとPBR1倍が下値抵抗線になっています。
リーマンショックの最悪期ですら、PBRは0.8倍程度でした。
日経平均はアベノミクスで上がってきましたが、PBRはほぼ横ばいです。
これをどうみるか?
日経平均は上がってきたのではなく、PBR1倍のラインに押し上げられてきたと見ることができます。
もし、今後、資産がどれだけあるか?ではなく、どの程度利益を上げることができるかというPERの基準で日本株の株価が判断されるようになれば、大きく株価が伸びる余地があると思っています。
日経が高値という向きもありますが、PBRが下値抵抗であることを見ると、下落の余地は殆どないのではないかと考えることができます。
ではでは(*´ω`*)ノシ