こんばんは、豪傑夫婦攻撃担当のまつです。
前回の記事では我ら夫婦と住まいの歴史を記事にしました。賃貸派から購入派に寝返ったと書きました(笑)
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この記事では戦略的、つまり、全体的な兵力(お金)の運用面から見て、まつが不動産投資を行っている理由書きます。
※資本家プレイにおける戦略、戦術、戦闘の言葉の定義はコチラで解説しています。
⇒ 司令官殿、お金の戦場へようこそ!~軍事学の基礎から学ぶ資本家的稼ぎ方(戦い方)~
■戦略レベルで言えば、不動産は借金をするための道具!
何故、家を買うのか?
戦略レベルの話で答えると、”借金”をするためです。
お金は戦力という考え方を以前説明しました。そして、お金が自己資金であろうと、借金であろうと、戦力(お金を増やす力)になります。
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自己資本は自軍で、借金は傭兵に例えられます。傭兵には給与(利息)を払わなければなりませんが、利息以上の戦果を挙げれば心強い味方になります。具体例を挙げると株式投資の信用取引でしょうか。
信用取引で100万円分の株を借りて(傭兵を雇って)、半年で1万円の利息(給与)を払い、トレードで利益(戦果)を10万円上げれば、差し引き9万円が手元に残ります。元金が100万円とすれば、10万円*2-利息1万円=19万円の利益になります。
信用取引という借金をしなければ、100万の元金で10万円を稼ぐのみ。戦果は10万円に過ぎません。
つまり、借金をすることで、大きな戦果が期待できるわけです。
さて、借金の仕方はカードローン等、いくらでもありますが、真っ先に手を付けるべき借金は住宅ローン以外にあり得ません。
理由は3つです。
・金利が異様に安い(0.4%!)
・額がデカい!(我らは3500万円借金できました!)
・返済期間が長い:期限の利益がある(毎月の返済額を抑えられる!)
まつが家を買ったのは、くろまつ軍団司令官”まつ”の指揮下に置ける兵力を最低コストで増やしたかったからです。
我らは家を買うために借金をしたのではありません。
借金をする”ため”に家を買ったのです。
ちなみに、別の見方をすると家を買うという言い訳をして、正社員という社会的信用をお金に変えたとも表現できます。これは労働者プレイヤーとしての能力を担保に資本家プレイヤーの兵力を増やす方法と言えます。
■最強の傭兵(住宅ローン)の戦力配置と期待される戦果
資本家にとって戦略とは、資金をどのような配置にするかを考えるものですが、住宅ローンという傭兵は、家を所有するためにしか使えません。
RPGで強すぎる助っ人キャラに制限(時間的、場所的)があるのと同じことです(笑)
この傭兵を雇うことで得られる戦果は尋常ではありません!
なんせ、”最強の”傭兵ですから。
得られる戦果について、簡略化して説明します。
★35年後、賃貸と比較して、ローン返済後に物件という資産が残る。賃貸は残らない。
ローン返済額と賃料が同じであると仮定した場合、不動産の売却価格が住宅ローンの戦果となります。
ただし、これは控えめな戦果計算です。
なぜなら、不動産経営の点で考えれば、不動産を所有する資本家が利益を出す必要がある限り、住宅ローンや固定資産税に加え、不動産取得費用(仲介手数料等)を含めた全費用 < 賃料合計 の不等式が成り立つはずだからです。
そうでなければ、大家さんが赤字になってしまいます。
賃料合計 - 住宅ローン等の全費用 = 資本家(大家)の利益
ですから、当然です。
しかし、直感的に分かる簡単な議論とするために、「★」では、全費用=賃料合計(資本家の利益が0)となるような仮定の下計算しました。
なので、厳密に計算すると以下で説明する「★」の戦果よりも多くの戦果を得られることになります。
■最強の傭兵団の戦果はいくら?「★」の戦果とは?
★35年後、賃貸と比較して、ローン返済後に物件という資産が残る。
所有不動産が2500万円で売れたとすれば、その2500万円は全てが戦果です。賃貸だと1円も残らないわけですから。
これが我らが住宅ローンを借りた理由です!
もしかすると、購入には仲介手数料などの費用があるから、売却金額全てが戦果じゃないと言われそうですが、取得時のコストは賃料に上乗せされていますのでノーカンです。
売却時のコストは確かに計算に加えないと不公平ですが、それでも精々150万円程です。10%以下の無視できる程度のコストです。(不動産価格の揺らぎでペイできる程度)
このように、借りるだけで不動産売却額の数千万が手元に残るわけですから、まつは住宅ローンを借りるべきだと考えています。
これが資本家プレイの視点でみて、我らが自宅を買った戦略的理由です。
借金が悪とか、早く返したいとかの視点で見ていると違和感のある議論かもしれません。
>★35年後、賃貸と比較して、ローン返済後に物件という資産が残る。賃貸は残らない。
>35年後、所有不動産が2500万円で売れたとすれば、その2500万円は全てが戦果。
ここだけを繰り返し読むと意味が分かるのではないかと思います。
一切働くことなく、35年で数千万円が稼げるのです。これぞ、資本家プレイの真骨頂じゃないですか!
ちなみに、我らは3500万円の物件を買い、35年後には2500万円くらいで売りたいと考えています。35年で2500万円だとすれば、年間71万円、月6万円の戦果が得られる計算になります。
この「35年で2500万円だとすれば、年間71万円、月6万円の戦果が得られる」という意味が分かりますか?
本当の意味で理解できれば鳥肌が立つはずです。
これは借金をしたことによって、その瞬間に月6万円の貯金が35年間溜まり続けることが確定したということです。
住宅ローンを組んだ瞬間に、最強の傭兵団が戦いを始め、1年で70万円以上の利益を35年間与え続けてくれることが確定したということです。
僕はくろまつ軍団(保有資産)の司令官で、家計の攻撃面を担当しています。
豪傑夫婦が二人で掲げた目標は年間100万円を貯金する!です。
笑えてきませんか?
借金をした瞬間に年100万円の内、70万円の貯金ができてしまったんですよ(笑)
月6万円です。くろも節約を頑張っています。今の貯蓄額を月6万円増やすのって超絶大変だと思います。
※しかも、山手線外の25平米の駅徒歩15分1Kの物件から山手線内の1LDK駅近徒歩5分物件に引っ越した上で(笑)
毎月6万円の貯金上乗せを、子供が生まれても、親の介護が発生しても、何があっても、35年間、毎年、毎月、一度たりとも欠けることなく、続ける労力とはいかほどのものでしょうか。
支出を削減する方針で月6万円を捻出し続けるのは、尋常ではない苦労があるのは目に見えています。
それに対し、今回、まつが支払った労力は、住宅ローン契約にサインする数時間と字を間違えないように気を付ける精神的負荷でした。
たったこれだけです(笑)
イヤほんともう笑うしかないです。
あとは、住宅ローンという最強の傭兵団が戦い、月6万円の利益を我らにもたらします。
僕は司令官ですから、命令を下したら、後は放置で、戦果を待つだけです。
毎月6万円の戦果を獲得してきてくれるのを待つだけです!
この考え方が理解できたら、住宅ローンが借りたくて借りたくてどうしようもなくなりますよ。
最後に、もしかすると、「借金はリスクがあるじゃないか」と思うかもしれませんね。思い出してください。
資本家は働かなくてもお金を稼げますが、代わりにリスクを背負っているという話です。
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逆の見方をすると、賃貸というリスクを背負わない生き方はリスクを回避するためのコストを余分に支払っているということです。(35年で2500万円だとすれば、年間70万円。月6万円は余分にお金がかかっています。保険料として高いか安いか、僕は高いと判断しました)
労働者プレイヤーにとっては、非常識ではありますが、資本家プレイでは不動産を買うのは鉄板です。
家を買えば最強の傭兵を雇うことができて、滅茶苦茶儲かるから!
これが我らが不動産を買った理由です。
ただし、購入直後に地震などで家が物理的に住めなくなった場合は、自己破産となります。残念!そうなったらローンを、まつ一人で借りたのが救いとなるでしょう(笑)
では(*´ω`*)ノシ
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