僕がシノケン(8909)に全財産を賭けた理由~銘柄選定法を詳細公開~

こんにちは、豪傑旦那のまつです。

この記事では、シノケン株に全財産を賭けるまでの歴史を時系列で纏め、”長期割安成長株投資戦術”の銘柄選定法分かりやすく記事にしていきます!

「総資産300万円で500万円のシノケン株を買い、決算に突入す」

全額投資の信用二階建て、個別銘柄一点投資…。正気の沙汰ではない、リスクテイクです。

博打好きでもなんでもない、どちらかといえばチキンな僕が、これだけのリスクを取れたのは、長期割安成長投資戦術的に考え、シノケンが上がらないわけがないと確信できたからです。

僕が株の全てを学んだ”バイブル”には以下の記述があります。

シノケンで大儲けするまでの話を記事にしますが、僕の銘柄選定法の解説も兼ねているため、リンクが多めです♪

ちなみに、3Qの決算決戦の結果は以下の記事で纏めています。

シノケン株(8909)との出会い6月30日

シノケンという銘柄を見つけたところから話していきます!

僕がシノケン株を知ったのは、通勤中に読んでいた四季報の中でした。

この時は四季報を後ろから全て読み通すというルールでやっていました。
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⇒ まつの実践する銘柄選定法!!~四季報を全部読めば上がる株は見つかる!!~

最近の業績の伸びはどのくらいか?
自己資本比率はどうか?
株価推移はどうか?
PERはどうか?
PBRはどうか?

これらをさっと見て一銘柄10秒くらいでスクリーニングをしていました。

その中で、業績は減速をしていたものの、利益率は高く、PERは4倍、PBRは1倍を割り込んでいるシノケンに目が留まりました。
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⇒ PBRの意味と見方~1倍が株価の下限となる~

前職の不動産賃貸営業だった時に、シノケンの独特なアパートの優位性を知っていたこともピンと来た理由です。
※客付けしやすい、客付けしたくなる管理会社でした。バック(お礼金)も多かったですし、決めやすい物件ばかりでした。

また、株価の推移も素晴らしく、順調に上がってきた株価が大きく下がったタイミングでした。大体3分の1近くまで下落していました。

本年6月21日の株価までが当時見えていた範囲です。

 

不祥事銘柄の値動きによくありますが、元の水準まで戻るだけで3倍高が取れるわけで割安感は非常に高かったです。
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⇒ 不祥事銘柄に投資するの?~大きく下落して割安な感じはするけれども…~

■会社のIR情報を調べる(7月前半)

第一四半期の決算発表資料を確認したところ、会社予想に対し売上進捗率が32%、営業利益進捗率が46%となっていました。単純計算で利益ベース予想の倍近くになる!?と驚いたのを覚えています。

俄然わくわくしてきました。予想PERが4倍と東証の中で下から30番目くらいの銘柄が、実は上方修正の可能性を秘めていることに気づいたからです。

利益が25%上振れすればPERは3倍ですからね。

また、IR資料の中で、自分が賃貸アパートの会社だったと考えていたシノケンが、アパート事業以外にも様々な事業を進めており、それぞれが利益を生んでいることが分かったのも大きかったです。

・アパート販売
・マンション販売
・物件管理
・建設事業
・ライフライン(電気、ガスの提供)
・老人ホーム運営
・海外事業(インドネシア)

この中でアパート事業以外は前年比で成長しているのも魅力でした。またフロービジネス(売り上げが単発の積み重ね)以外にも、ストックビジネス(定期的に売り上げが上がる)の比率が高まり、額も増えており、安定感が増していることも分かりました。

アパートだけが減速し、決算の見た目が悪くなっていたのです。

ここに市場評価(PERの適正ライン)とのギャップを感じました。そして、チャンスの匂いも(笑)

■ヤフー掲示板をリサーチする。半年分くらい。

並行して、ヤフー掲示板のコメントを半年ほどさかのぼりながら洗いました。

特に下落直前直後と直近を。

すると、「TATERU」という同業他社の不祥事響で株価に動揺が走ったこと。
※遠因に「かぼちゃの馬車、スルガ銀行不正融資事件」も。

週刊新潮が「シノケン」も不正をしていると報道し、ストップ安になったこと。

それに付け込んだ機関の大量の空売りで、株価が大きく下落したこと。

が判明しました。カラ売り残高を調べてみると、野村が160万株(全株式の4.5%)近く空売りをしたままであることが分かりました。

空売りと信用買いの比率は売りの方が多く、だいたい貸借倍率は0.7倍付近でした。

また、結局、週刊新潮の指摘後、それを裏付ける証拠は出てこず、ホラだったことも判明しました。(その後、シノケンスレでは新潮は”ホラッ潮”と呼ばれるように)
※1年経っても埃は出てこなかった。内部告発の当事者の存在が明確にならなかった。

他にも、以前、耐震偽装問題に巻き込まれたとき、シノケンの社長が国会で謝罪をし、住んでいる人全員に会社負担で次の家を買ったエピソードも掲示板で聞き、不正はしないだろうと確信すると共に、正義感のあるトップがいる会社であると感じ、ますます魅力に感じました。

一方TATERU(シノケンスレではKAKIKAEU社、JIMETSU社と言われる)の代表は事件後、「部下がやったこと」と逃げ続け、未だに謝罪会見もしていません。

この差も、お金を投資するならシノケンだと確信する理由になりました。

参考、シノケンと姉歯事件。

1年半あまり前の05年11月29日、篠原社長は木村建設やヒューザーの社長らとともに、参考人として衆院国土交通委員会に出席した。
いずれも姉歯秀次元建築士に「コスト削減の圧力を受けた」と名指しされ、偽装を指示した疑いをかけられていた。
だが、篠原社長は木村建設に施工の依頼はしたが、元建築士とは会った覚えもない。「直接関与していない」という確信があった。
「偽装のあったマンションを造ったことに責任を感じています」「購入代金返還で誠意を示したい」。居並ぶ議員を前に落ち着いて答弁できた。
その後、手がけたマンション全30棟の構造再計算で姉歯元建築士が強度を偽装した7棟以外に問題がないことが確認されると、すぐメーンバンクの福岡銀行に融資を求めた。そして、マンションの販売会社に返金作業を依頼。顧客をひとりずつ説得し、約30億円かけ、事件発覚から2ヶ月あまりで購入者計110人への補償やマンション計127戸の引っ越しを、ほぼ終えた。
https://www.shinoken.co.jp/press/media/view/59

■買おうと思えた理由纏め

・業績の伸びが想定以上(上方修正の可能性大)
・アパートの売上が戻れば劇的なV字回復が見込める
・事業分散が進み、業績が伸びる未来が描ける
・PERが4倍、上方修正込みで3倍!?
・自己資本比率(40%付近)が高く財務健全
・市場はアパート建設会社と勘違いしているが、グローバル総合不動産金融企業に変わりつつある
・フロービジネスではない、安定感のあるストックビジネスがしっかりと成長していた

・不祥事で大きく株価を下げる可能性が低い!
(色々嗅ぎまわっても出てこなかったため)
・同業他社が自滅(TATERU、レオパレス)し、美味しい市場を独占でき、以前以上の成長が可能に!
・実は高配当銘柄(配当性向13%で一株30円。当時の配当利回り3.5%)
・前回の不祥事(巻き込まれたもの)での男気溢れる対応。

いかがでしょうか?ここまでの情報を見て、買いたい!、この株は上がるのでは?と思いませんか?

7月前半の時点でこれらの情報を、もし得ていたのであれば、この株を買ったのになと思えるなら、あとはこういう銘柄を探し出せばいいだけです♪ ここで全力一点買いをするのは早いですけどね。打診買いくらいはしてもいいのではないでしょうか?

と、これらを複合的に考えて、株価の上昇を確信。
※関連記事
情報と長期的な株価のギャップで稼ぐ!!~11/21現在、情報と株価にギャップのある銘柄も例示♪~

遂に、単元未満株を15株買い、シノケンホルダーの道を歩き始めました。

これこそが、その後くろまつ軍団並びに傭兵団の主戦場となるシノケン戦線の開戦でした。

「第2四半期決算の暴落と司令官まつの絶望」へ続く

⇒ 僕がシノケン(8909)に全財産を賭けられた理由②~第2四半期決算の暴落と絶望~

2件のコメント

  • 通りすがりの株初心者

    はじめまして。シノケンの事を調べていて偶然この記事を見つけました。記事の内容、要点がまとまっておりとても分かりやすく本当に勉強になります。有難うございます。

    一点だけ気が付いたのですが、新潮文庫とあるのはひょっとしたら週刊新潮の間違いではないかと思いました。
    これからもちょくちょくBlogを拝見し、勉強させて頂ければと思います。

    • まつ(豪傑旦那)

      通りすがりの株初心者様

      コメントありがとうございます。
      豪傑旦那のまつです!

      勉強になると言っていただけて嬉しく思います。まぁ、全財産賭けていますからエッヘン(`・ω・´)キリ

      そして、新潮文庫ですが、週刊新潮の間違いです、はい。指摘ありがとうございます。。。

      ”新潮”=ホラッ潮しか覚えていなかったのでつい。。。

      これからも役立つ情報を発信できればと思います!!

      よろしくお願いします(*´ω`*)b

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