こんにちは、豪傑夫婦の攻撃担当まつです。

PBRについて、まつが四季報で読む中で考えていることを書いていきます。また、日経平均のPBRと株価の関係についても触れ、今後の日経の推移のヒントをお伝えします!

まつの中でPBRは守りの目安です。つまり、株価の下限を見ることができます。対して、PERはこれからの伸びに関係する割安度を判定することができる指標です。
※関連:PERを株式投資に活かす!!~PER100倍ってどういう意味?~

■PBRの意味とは?

例によってPBRがなんの頭文字なのかは知りません。意味としては、

「時価総額を会社の価格(資産価値)で割ったもの」

です。

つまり、PBR1倍なら会社の価値と時価総額が同じということになり、その瞬間に会社を売れば、時価総額分のお金が回収できることを意味します。

このような定義からPBR1倍は強力な下値抵抗線になります。

中々PBR1倍を割り込まないということです。

逆に1を割っている場合は、相当株価が下がってきているなとみることができます。

■PBRの使い方

PBRが1倍に近い場合、下値は限定的になるだろうと見ることができます。

成長性があり、PERが低く、PBRも1倍付近であれば、今買えば株価は上がるし、何か問題が発生して下がっても、下落幅はたかが知れていると判断できます。

PBRが3倍の場合は、株価はPBR的な下値ラインは存在しません。ですが、成長性とPREから伸びしろが分かれば買い向かうことはできます。

つまり、PBRが低くなければならないわけではなく、PBRが1倍付近なら、より下落が少ないだろうから安心だと言った気持ちで株を買っています。
※PERが高い場合は買わないと比べると緩い条件だと思います。

その意味では重要度は成長性やPER>PBRと言えます。

■日経平均株価とPBR

個別株ではなく、日経全体でのPBRの話ですが、こちらはしっかりとPBR1倍が下値抵抗線になっています。

リーマンショックの最悪期ですら、PBRは0.8倍程度でした。

日経平均はアベノミクスで上がってきましたが、PBRはほぼ横ばいです。

これをどうみるか?

日経平均は上がってきたのではなく、PBR1倍のラインに押し上げられてきたと見ることができます。

もし、今後、資産がどれだけあるか?ではなく、どの程度利益を上げることができるかというPERの基準で日本株の株価が判断されるようになれば、大きく株価が伸びる余地があると思っています。

日経が高値という向きもありますが、PBRが下値抵抗であることを見ると、下落の余地は殆どないのではないかと考えることができます。

ではでは(*´ω`*)ノシ

こんにちは、豪傑夫婦の攻撃担当まつです。

まつが銘柄選定をする中で、PERをどう見ているのか?を記事にしていきたいと思います。

割安度を判断する手掛かりになりますが、PERは「一律10以下なら割安です」と簡単に判断できるような指標ではありません。

いろんなところでそう書かれているのを目にします(笑)

それではあまり参考になりませんので、定義と肌感覚で数字の意味が理解しやすいように、ここで解説していければと思います。

PERの概念を把握し、自分なりの基準を作って、割安、割高を感覚で判断できるように役立ていただければと思います。

■PERの意味と数字の感覚について。

PERが何の略は僕は知りません。ただ、意味は以下のように理解しています。

PER10倍ということは・・・

「時価総額分のお金を、その会社が稼ぐ(その年の利益で)のに10年掛かる」

という意味です。

10年もあれば、経済ショックや経営環境の変動もあるでしょう。それを乗り越えて、今後10年間、しっかりと利益を上げていくことを、株価は期待していると分析できます。

10年くらいは大丈夫と株価が織り込んでいるということです。

もし、PER100倍なら、今後100年は大丈夫と株価は思っているということです。2129年まで稼げると株価は期待しているというわけです。

ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

そんなことありますかね?

1919年から今までずっと稼ぎ続けることができた企業ってあるのでしょうか。それを当時、予測できましたか?

無理でしょう!

PER100はやはり異常値です。おかしな数字が出ている場合は、合理的ではない判断で買いが入っていると見るべきです。

株価が上がるから買う的なバブルですね。こういう株を買いまくれば一瞬で資産を半減させることができますよ(笑)

今の利益が今後400年続くと株価は思っているようです。そんなわけないと思うのですけどね。

■応用的な考え方~PEGレシオ~

「時価総額分のお金を、その会社が稼ぐ(その年の利益で)のに10年掛かる」

これはあくまでも利益が一定だった場合です。毎年利益が伸びている企業であれば、PER10倍であっても、もっと短い期間で時価総額分を稼げるはずです。

そのため、帳尻が合うように、成長している企業のPERは高くなるわけです。より大きな累積利益が期待できるからです。

では、PERと成長性をどう関連させ、判断するか?という話ですが、「PEGレシオ」という便利な指標があります。

僕もこれを使っています。

計算式は以下です。

PEGレシオ=PER/成長率(%)
※%なので、10%の場合は、÷10します。

年間10%の成長をしている企業でPERが20倍であれば、

PEGレシオ=20倍/(10%)=2

となります。

この場合は割高と考えます。

PEGレシオ<1 割安
1< PEGレシオ 2 やや割安
PEGレシオ>2  割高

と判断するためです。

これはPERの補助的な見方だと思ってください。なんで%で割るのか僕は良く知りません。ただの目安だと思っています。

ちなみに、ピーターリンチの「株で勝つ」にもPEGレシオは記載されています(笑)

さて、PER100倍の株を正当化できる成長性とは一体どのくらいでしょうか。

PEGレシオを割安とするためには、毎年100%の成長を続けなければなりません。倍々ゲームです。5年で30倍、10年で1000倍です。

そんな成長ができると株価に思われている企業がPER100倍ということです。

間違いなくバブルですね。例外なんてほんの少ししかないでしょう。(アマゾンとか)

以上のようにPERを理解しておけば、数字の意味が感覚的に分かると思います。

僕なりの結論は、PERは低いほどいいし、成長株のPEGレシオが1以下の低PER株があれば泣いて喜ぶべしということです。候補銘柄になりますので!

ちなみに、シノケンはPER4倍の成長率が20%銘柄でした。PEGレシオは異常値の0.2。まつは泣いて喜び買いまくりました。

その結果↓

ではでは(*´ω`*)ノシ

こんにちは、豪傑夫婦の攻撃担当まつです。

銘柄選定の中で割安さを求めると、不祥事銘柄に目が行くことがあります。

一気に株価が十分の一以上になる銘柄もあり、元に戻れば10倍じゃないかと思わず買いたくなるものです。

※最大2000円から10分の1に下落。

しかし、まつは、不祥事銘柄への投資は避けています。

その理由についてお伝えしていきます!

■不祥事銘柄は買わない。だって、本当に割安か?

不祥事のニュースで株価が下がったところにエントリーをし、利益を出す手法もあるため、一概にNGとは言いませんが、まつの採用する戦術である、長期割安成長株投資戦術面からみると不祥事銘柄は買えません。

一番該当しそうな条件”割安さ”ですが、実は本当に割安なのか疑わしいのです。

不祥事を起こす前と後で十分の一に株価が下がっていても、業績の悪化が見込まれている状態であれば、株価は適正なラインにあると考えることもできます。

また、業績以外に、株価に影響を与えるものとして、リスクという尺度があります。

行政処分のリスクや更なる不祥事が発表されるリスク、不確実性ともいえるこれらのリスクがある限り、適正株価は割り引かれて考えられてしまいます。

業績悪化の可能性、様々なリスクを織り込んで株価が十分の一になったとすれば、それは割安でも何でもありません。

そこが適正ラインなのです。これでは上がりようもありません。

■長期保有ができるか?

不祥事の内容にもよりますが、ここでは僕の保有している”シノケングループ”のライバルだったTATERU社について取り上げます。

この会社は顧客の銀行預金額を書き換え、銀行融資を下ろしていた不正が発覚し、1週間の営業停止処分を受けました。

しかし、代表は公式に謝罪することもなく、部下がやったことで、自分は知らなかったとシラを切っています。

内部の情報では、諸悪の根源の役員は残り、下の部長級が生贄にクビになったらしいという話も出ています。
※ネットの情報です。

このような企業体質の会社では、不祥事が再度発生する可能性もあり、長期間保有することはできません。

他にも、レオパレスも次から次へと不祥事が発覚していたことも記憶に新しいかと思います。不祥事が頻発する銘柄は順調な株価推移があったとしても一瞬で環境が変わる可能性があるため、手が出せないのです。

まぁ、この2社のおかげで真っ当な商売をしていたシノケンの株価も連れ安してしまったので、感謝に近い気持ちはあります(笑)

TATERU

レオパレス

連れ安の後、回復しつつあるシノケンG

■そもそも、このシステムの運用者になりたいか?

色々理由を書いてきましたが、僕が不祥事銘柄を避ける根本の理由は、不正を行う会社のオーナーになりたくはないと思っているからです。

日本が導入する自由資本主義社会において、株を買うということは、資本を生むシステムを所有することを意味します。
※関連:現代日本社会の公式ルールブック!〜僕らは生まれた時から自由資本主義社会に生きている〜

つまり、犯罪や不正をした会社の所有者になるわけです。

誰かを騙したり、損をさせたりして得たお金が配当で支払われると考えると、嫌な気持ちになります。

僕が不祥事銘柄に手を出さない単純な理由ですが、一番大きな理由がコレです。

僕のお金は、健全で、社会の役に立ち、多くの人に幸せを与えられるシステムに預けたいと考えています。

それが、生きたお金の使い方だと思うからです。

短期的なリバウンドを狙う手法や稼げればそれでいいという考えも理解していますが、まつの実践する長期割安成長株投資戦術においては、不祥事銘柄は扱いません。

尚、問題に対する対応が優れていて、逆に評価できた場合はその限りではありません。
※シノケンも姉歯事件で不祥事に巻き込まれていますので。

その際のシノケン社長の対応が以下です。

1年半あまり前の05年11月29日、篠原社長は木村建設やヒューザーの社長らとともに、参考人として衆院国土交通委員会に出席した。
いずれも姉歯秀次元建築士に「コスト削減の圧力を受けた」と名指しされ、偽装を指示した疑いをかけられていた。
だが、篠原社長は木村建設に施工の依頼はしたが、元建築士とは会った覚えもない。「直接関与していない」という確信があった。
「偽装のあったマンションを造ったことに責任を感じています」「購入代金返還で誠意を示したい」。居並ぶ議員を前に落ち着いて答弁できた。
その後、手がけたマンション全30棟の構造再計算で姉歯元建築士が強度を偽装した7棟以外に問題がないことが確認されると、すぐメーンバンクの福岡銀行に融資を求めた。そして、マンションの販売会社に返金作業を依頼。
(中略)
同社は事件後、建物の構造計算書を面識のない別の設計士が検証する「クロスチェック」の仕組みをとり入れた。「本当に勉強になった。自分の身は自分で守るということが身にしみた」と篠原社長は振り返る。
https://www.shinoken.co.jp/press/media/view/59

もう不正は起こさない。大丈夫と思えるから、ガッツリと資金を預けることができるのです。

本日の株式ポートフォリオ
(投入資金300万円+通算利益140万円+信用買い350万円)

以上、銘柄選定の参考にしていただければと思います。

では(*´ω`*)ノシ

こんにちは、豪傑夫婦の攻撃担当まつです。

これから値上がりするであろうお宝株をどう見つけるか?僕の探し方をご紹介していきます!!

この記事は”シノケンで全財産を賭けた勝負ができた(している)理由”の記事と対応しているので、銘柄選定法の全体像を知りたい方は並行して読み進めていただければ大枠⇔詳細でより理解できるはずです!
※関連記事
⇒ 僕がシノケン(8909)に全財産を賭けた理由~銘柄選定法を詳細公開~

■購入銘柄の探し方!!簡単四季報読破法♪

いろんな株の探し方があると思いますが、僕はネットを調べたり、証券会社のスクリーニング機能を使ったりせずに、四季報を丸ごと読んでその中から期待株を選んで買っています。

四季報はご存知ですよね?日本の上場株式のすべてを一冊に纏めた投資家必携の書です。

基本的にこれを使って購入候補を探しています。他には日常生活や仕事柄勢いのある企業についてよく耳にするので、そういう話を聞いてから、四季報を開いてチェック、いいなら候補とするというスタンスでやっています。

ちなみに、こうして見つけた、まつの本命、準本命銘柄は4つあり、これまでいい成績を上げています。

トータル利益の多い順に並べ替えてありますが、本命のシノケン、UTG、トーカロ、ファンデリーが準主力です。

 

打診買いで撤退した銘柄を含めても大きな損失を出した株は今のところありません。一方、爆益を出した銘柄は複数あります。
(※ファンデリーは除く。決算後で一旦下げているだけで、損切りはしていないため、むしろ2.5倍に買い増し完了)

シノケンが120万円、UTG、トーカロが10万円の利益。ファンデリーのみ-12万円。

と、やはり、長期割安成長株投資は優位性があるのだろうなと思っています。

■まつが実施している銘柄の探し方5ステップ!

重たい四季報を通しで全て読んでいるわけではありません。買うわけがない=長期割安成長株ではないとわかるものは読み飛ばしていきます。

以下のやり方をすると、結果として数ページに一企業じっくり読むくらいのペースで選抜をしていますね。

実際に、四季報を開いた時の目線の動きはこんな感じです。

①売上の推移をみる。

ここに▼(赤字)のマークがあった場合は即アウトです。

また、10%以上の成長をしていない企業も基本的にはみません。

ずっと業績が伸びている企業かどうかをここで見ます。

また、売上300、利益2のように利益率が明らかに低く、赤字スレスレの企業も弾きます。

②グラフとPER,PBRをチェック!

売上が大体10%ペース以上で増えている成長企業であることが確認できたら、グラフとグラフ横のPER,PBRを見ます。

ここで割安かを判定していきます。

株価は将来を占うものですので、予想数値を重視。

まず、パッとグラフを見て、上昇か、横這いか、下落かを確認していきます。

一番嬉しいのは、下落した銘柄です。

次によこよこ。

上昇が続いている企業は基本的にスルーしていきます。

10%以上の成長が続いているにもかかわらず、株価が下落しているということは、業績上昇により、割安感が増している上に、以前より株価が下がり更に割安度がUPしているため、ウルトラ大チャンスです!!

PERについては一桁が嬉しいですね。13とかもいいです。でも、20倍以上は基本的に見ていません。※シノケンは今5倍くらい。

成長株だと人気になりやすく、40倍とかも多いですが、絶対に買いません。

高いっ!と即さよならです。

単純な話、PERが40ということは、PER4になるだけで、株価は10分の1になり得ます。

PER4がPER0.4になることはあり得ませんので、割安株を買うということは、下値を限定することができるメリットがあるわけです。

業績予想が外れたら、予想PERの意味がなくなるので、①でしっかりと成長している企業を選別したわけです。

PERについては業種によっても差があるので、業種の中で低めであれば前向きに検討します。

PBRは1倍程度だと嬉しいですね。基本PBR0.8倍が底になりやすいので。最悪、20%の下落で済むと言えます。

大抵の企業は、ここで脱落します。

成長株は総じてPERが高い為です。しかし、何らかの理由で、成長しているのに、PERが低い銘柄に出会うときがあります。

直近で業界全体が下落し巻き込まれた(シノケン)/今までとは違う角度の成長曲線を描く企業とか。後者は成長性を株価が織り込めていないためです。(ファンデリー)

そういうときは、しっかりと四季報を読んでいきます。

③自己資本比率・有利子負債額

手元のキャッシュと有利子負債を比べ、負債の方が多いと嫌だなと思います。数倍ならいいですが、10倍になると見送ります。

自己資本比率も高い方が嬉しいですね。80%とかいいですね。30%以下嫌ですね。

どのくらいを妥当とするかは、四季報を読む中で感覚的に分かるようになってきます。一概に言えないので、全体を見て判断していきます。

④ROE、利益率

ROEが2%とか、収益性がない企業も排除します。利益率が低いのもNGです。

ここまで確かめて、ROE8~10以上なら、期待値大です。いよいよ、どんな会社かを読むわけです。
※ちなみに、シノケンはROE25%!!

⑤事業内容・時価総額

時価総額が既に数千億円になっている企業なネガティブです。そこから10倍になる未来が浮かばないので。

逆に100億円~数百億円は嬉しいです。伸びしろが十分にあるためですね。

事業内容を含め、全体を読んで、今後伸びると感じた場合は、そのページにドックイヤー(折り目)を付けて、また①~②の反復に移ります。

それを1冊やれば、100個くらいの候補に絞れますので、あとは比較しながら、候補を絞り込み、10企業くらいを分散で買って、運用する中で、より期待値が高い企業に資金を集めていくことで、勝負銘柄が決まっていきます。

”蟲毒”みたいなやり方ですね(笑)

こんな感じで、僕は銘柄を選択していきます。お手軽な検索とかPERが何倍以下とか決めず、総合評価で決めていきますので、手間はかかりますが、やる価値はあるのではないかと思っています。

では(*´ω`*)ノシ

※元記事:シノケンの銘柄選定の理由へ戻る。
⇒ 僕がシノケン(8909)に全財産を賭けた理由~銘柄選定法を詳細公開~